長野県建設労連ホームページへ

2013年9月10日(773)号

 【1面】21回目の木工広場開催 上伊那建労青年部
 

 上伊那建労青年部は8月24日、南箕輪村で開催された大芝高原まつりに親子ふれあい木工広場を出展しました。 第21回となる今年は、青年部、組合役員、書記局約50人で運営にあたり、キットになっている小イス、廃材を利用してスクリュー付の小船作りを行いました。 前日夕方は大雨、当日朝も雨が降り出しそうな空模様で、10時の開始直後は祭りのお客さんの出足が悪かったのですが、時間がたつにつれ回復する天気とともに会場は大賑わい。もくもくと槌を振り作品を造り上げる女の子(写真)や、恐る恐る組み立てる男の子、さらには「将来、大工さんになる」といって満足そうに小イス片手に帰っていく子供など様々。木を触る、モノを作るという体験が将来建設業界に還元されることが期待されます。用意した小イス103セット、小船100セットは午後2時頃には完売。『完売』の札に残念がる親子も出てしましましたが「来年は早めに来ます」との声もありました。

 【2面】青年技能競技大会代表に高寺さん、藤井さん 9月山形の本大会へ
   

 全国青年技能競技大会(9月22日~24日、山形市)に向けた県予選会が8月4日、松本市の松本技術専門校で行われました。 青年技能競技大会は35歳以下の大工が規矩術を用いて制限時間6時間で四方転び踏み台を製作し、その中で、図面や作品の出来栄えを競うものです。青年協では、6月に製図講習会、7月に実技講習会を行ってきました。 8月に行われた長野県予選会には5人の仲間がエントリー。選考の結果、上小建労の高寺匠さん(5年連続5回目)、あづみ野建労の藤井祐樹さん(初)が長野県代表選手に選ばれました。

 【3面】賠償事故に備えを パートナーPL保険のご案内
   

 組合では、工事現場で他人に損害を与えた時に備え、パートナー(現場業者賠償責任保険)、PL保険(生産物賠償責任保険)を取り扱っています。 7月現在の加入状況はパートナー125件(昨年同時期83件)、PL特約付帯数65件(同43件)となっていて加入者が大きく増えています。 パートナーでは道具や材料が落下し、通行人にケガをさせた…など、第三者の生命、身体を害したり、第三者の財物を破壊したことにより法律上の賠償責任を負担することによって被る損害を補償します。これにより万一事故が起きた時の賠償資力の確保による経営の安定化、社会的な信用の向上に繋がります。掛け金は、例えば前年度年間請負金額が2000万円の方の場合、20(百万円)×基準値1740(円)で3万4800円となっています。 また、引き渡し後の漏水事故などの賠償に備えるPL保険(パートナーの特約ですのでPL保険単独では加入することができません)の保険料は前年度年間請負金額2000万円の大工工事の場合、20(百万円)×基準値208(円)×業種別倍率1倍で4160円となっています。 組合で取り扱う保険は団体割引の対象になっており、大変お得です。是非ご検討下さい。その他の業種、詳細は所属の組合までお問い合わせください

 その他、今月号では、増改築相談員研修会開催のお知らせ、住宅取得に軽減策、住宅デーの取組などを掲載しています。