信州職人学校の公開講座は受講生だけでなく組合員や一般市民の方も受講できるオープンセミナーとして、公開講座を開講しています。今年度の公開講座は、全4回の開催となっており、今回は今年度第2回目の開催になります。
今回は、「世界の木造架構と建築の文化」と題し、太田邦夫建築設計室を主宰しておられる太田邦夫氏をお招きして公開講座を行います。
太田氏は、建築設計論、比較建築論、建築技術の東西交流史などを主な研究領域とされ、伝統木造技能の伝承については、「木匠塾」(岐阜県中津川市加子母)ならびに「ものつくり大学」(埼玉県行田市)などの設立・運営に尽力されました。
今回の公開講座では、視点を海外の木造建築に向けます。実際に世界各地に赴き、その地域の木造建築物を中心に調査した同氏が、世界の驚きの「技」を紹介します。海外の木造建築にふれることで、改めて日本の木造建築を見直す良い機会になるはずです。
関心をお持ちの若手・中堅職人や事業主、設計者はもとより、建設業界への入職希望者や学生、一般の方など、多くの参加者のふるっての参加をお待ちしています。
「世界の木造架構と建築の文化」
◆日 時:2013年7月6日(土)13:00~17:00
◆会 場:建労会館 3階大会議室(松本市宮渕本村1-2)
◆受講料:組合員2000円、非組合員3000円(テキスト代込)
※参加者には太田先生ご執筆の信州職人学校テキスト「世界の木造架構と建築の文化」を進呈します。
◆定 員:50名(定員になり次第締切)
◆講 師:太田 邦夫 氏(太田邦夫建築設計室 東洋大学・ものつくり大学名誉教授)
◆申し込み方法:別紙申込み用紙により7月4日(木)までに、長野県建設労連・FAX(0263-39-7202)にて、お申し込みください。
↑五千尺ロッヂ(設計:太田邦夫、生田勉、山本明夫 1965年竣工)
◆会場MAP