建設キャリアアップシステムに登録しよう

 建設キャリアアップシステム(CCUS)は、技能者の資格、社会保険加入状況、現場の就業履歴等を業界横断的に登録・蓄積する制度です。
 建設技能者が能力や経験に応じた処遇を受けられる環境を整備し、建設業の担い手(若者)確保を目的としています 

 システムへの登録には「技能者登録」「事業者登録」の2種類があります。


技能者登録について

 技能者登録の概要・料金は下の図のようになっています。

 なお組合員の場合、技能者登録をし、組合に申請すると、けんろう共済から2000円が給付されますので、必ず申請してください。

事業者登録について 

 事業者登録では、職人のキャリアや技能が見える化できるため、「当社にはこんな資格や経験を持った人が○人いる」など、技能者のスキル・キャリアや事業者の施工能力等を具体的にアピールできます。
 下請として元請の施工体制台帳に登録するためには事業者登録が必要となります。一人親方の場合も同様です。事業者は規模(資本金)に応じた登録料(5年更新)とシステム利用料を負担します。

 

システム利用料は全事業者が負担する管理者ID利用料(1IDごとに11,400円、一人親方の方は2,400円)と、元請事業者(現場を登録する事業者)が負担する現場利用料(就業履歴1件ごとに10円)になります。一人親方は事業者としても登録しますが、登録料は無料です。

建設労連・岡谷建労はCCUSの認定登録機関です

 技能者、事業者の登録は、インターネットまたは認定登録機関での申請が可能です。
 長野県建設労連・岡谷建設労働組合では2021年4月から認定登録機関になっています。さらに、建設労連は技能者登録後に可能となる組合員からのレベル判定申請も受け付けています

 いずれの申請についても必ず電話にてご予約をお願いいたします。